『ちんすこう』を作る会 Vol.1
手作りの”ちんすこう”
これまで既成の沖縄物産品を紹介してきましたが、食べるだけじゃなくて実際に作ってみようというコーナー。初回はThe Okinawa. 琉球王朝時代から食されてきたという『ちんすこう』を作ってみます!
市販のちんすこうの成分を見てもわかる通り、必要な材料は「小麦粉」「ラード」「砂糖」の3つ。
ラードは使い慣れないので売り場で探すのに少し苦労しましたが、精肉コーナーやチーズ売り場に陳列されていることが多いようです。
ちんすこうの歴史やオススメの本家新垣菓子店のちんすこうについては他のページで紹介しているので、そちらも是非ご覧ください。
必要な材料
最低限必要な材料は3つ。小麦粉・ラード・砂糖。
分量は好みになりますが、ざっくりと
小麦粉:ラード:砂糖 = 2 : 1 : 1
の割合で作ることが多いようです。
色々なサイトでちんすこうの作り方や材料についてのレシピが紹介されているので、実際に作る際にはそちらも参考にしてみてください。
今回は『小麦粉:ラード:砂糖=100g:50g:35g』の分量で作ることにしました!
※砂糖に色がついているのは三温糖を使った為です。
手順・作り方
1,ラードを伸ばす
ヘラやスプーンを使って、固形のラードをムラなく伸ばします。レンジで温めて液状にしても良いでしょう。
2,砂糖を混ぜる
伸ばしたラードに砂糖を加え、ダマにならないようしっかりと混ぜます。だんだんとクリーム状、フワフワした見た目に変わっていきます。
3,小麦粉と混ぜ合わせる
最後に小麦粉を加えて押しつぶすように混ぜていきいます。しっかり混ざると、少し色のついたペーストになります。
4,オーブンで焼く(170℃ で 20分 )
好みの形に整えてオーブンに入れます。
予め170℃まで温めておいて、そこから15分~20分オーブンで焼きます。
本来は予熱を作ってから始めるのですが、今回はそれを飛ばしてしまい焼き直しを繰り返しました。。。
20分経った後裏返して15分、更にトースターで5分。 何とか合格をもらいました。。。
色々なサイトで作り方が紹介されていますが、クッキーと同じで予熱があった方がしっかりと作ることが出来そうです。
5,乾燥・冷却
焼きあがったちんすこうは、しばらく常温で冷まして適度に水分が飛ぶのを待ちましょう。
完成!好みで味付けを。
食べてみると、市販のちんすこうにはないホロホロとした食感や、優しい甘みが感じられました。自分で作ったという気持ちもあるでしょう。美味しいです!
今回は王道のプレーン味を作りましたが、人気の塩味や紅芋味、チョコレート味なんてのもアレンジ次第ではいくらでも作れてしまいます。
更に、ラードをサラダ油に変えたり砂糖を変えることでカロリーを控えたりと、パターンは無数に作れてしまいます。
次は家にある雪塩やぬちまーすを使って塩味を作ってみようかな?