沖縄県入域観光客数 2021年3月

沖縄県入域観光客数 2021年3月

概要

2021年3月の沖縄県入域観光客数は299,200人。対前年比で-24.5%(-97,100人).新型コロナウイルスの影響のなかった2019年3月と比較すると-66.2%(-584,800人) となります。

また、月別にみると対前月比151.9%(+180,400人)となりました。

緊急事態宣言の解除

沖縄県による独自の緊急事態宣言が2月28日(日)で解除され、国によって緊急事態宣言が発出されていた10都府県でも順次宣言が解除されました。これによりビジネス関係で戻り始めていた人の往来に加え、観光での来県も徐々に増加します。

3月も中旬に入ると平日でも常に人出が見られるようになり、国際通りでは某カートが走ったり観光バスの往来も見られるようになってきました。また、タイミング的に卒業旅行や春休みを利用した家族連れも見られ、若い層を中心に来県が増えていきました。

国際通りの店舗に目を向けると若干営業再開するところも増えますが、基本的には変わらず。

一方、沖縄県独自の緊急事態宣言が解除される前から増え始めていた新型コロナウイルス陽性者の人数は、週を追うごとに増え3月末には100人を超えるなど、1か月も経たないうちに状況は悪化してしまいます。

4月の見通し

3月下旬から急激に新規陽性者は増え、蔓延防止等重点措置が指定され、飲食店を中心に営業時間を変更する店舗も出てきました。これに合わせて観光客の動向にも変化が現れ、遅い時間帯の人出がへります。

また観光を控える動きも出てきたため、入域観光客数を考えると3月に比べ大きく落ち込むことが考えられます。

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