沖縄県入域観光客数 2021年10月

収束の流れ。
概要(2021年10月)

入域観光客数の比較・実数
総入域観光客数 | (国内客) | (海外客) | |
2019年10月(一昨年) | 851,300 名 | 620,800 名 | 230,500 名 |
2020年10月(昨年) | 341,200 名 | 341,200 名 | 0 |
2021年9月(前月) | 204,900 名 | 204,900 名 | 0 |
2021年10月 | 299,000 名 | 299,000 名 | 0 |
入域観光客数の比較・当月比
総入域観光客数 | (国内客) | (海外客) | |
2019年10月(一昨年)から | -51.8 % | -67.0 % | -100.0% |
2020年10月(昨年)から | -12.4 % | -12.4 % | ― |
2021年9月(前月)から | +45.9 % | +45.9 % | ― |
2021年9月 | 299,000 名 | 299,000 名 | 0 |
緊急事態宣言は9月末まで

2021年9月末に緊急事態宣言が解除されてからも人出は徐々に増えていきました。
引き続き飲食店での営業時間の短縮要請は続きますが過度に込み合うこともなく、これまでの”緩み”からくる再拡大も今のところ見られない模様。
そもそも今現在の感染拡大が落ち着いた要因もはっきりしてはいませんが、一人ひとりがしっかりと対策をしている点も大きな要因かもしれませんね。
徐々に観光客も戻り始める。

10月に入ると緊急事態宣言が解除され、感染症の危険も低まったことから年配の方の旅行も見られるようになります。
一気に回復とはいきませんが、週を追うごとに少しずつ確実に増えてきました。
夏場から石垣島・宮古島の方では県外からの観光客が多く訪れているという情報もあり、9月には本島北部を中心にリゾート地などでも人出が戻りつつあると言われていましたが、一方の国際通りは人の戻りが最後になるという見通しもあり周辺に比べるとまだまだ回復は鈍くも見えます。
内訳について
出発地 | 2021年9月 | 2021年10月 | 増減 |
東京 | 117,000 | 153,800 | +36,800 |
関西圏 | 41,800 | 64,700 | +22,900 |
名古屋 | 14,200 | 26,500 | +12,300 |
岡山 | 300 | 1,300 | +1,000 |
実際に出発地別の入域観光客数を見てみると、前の月と比べて東京からの入域が36,800人増加(+31%)。関西圏からの入域が22,900人増加(+55%)、名古屋からの入域が26,500人増加(+87%)と実数で増えているのがわかります。
また、広島は前月比でほぼ2倍、岡山からは前月比約4倍と、中国地方からの入域が特に伸びていることがわかります。
修学旅行の影響もあるのかもしれません。
11月の見通し

これまで20代の若い方が多かった観光客も家族連れや年配層も増え始め、更に修学旅行生まで増加傾向。
また、堂々と旅行に行けるようになったこともあり、お土産を買うマインドも上昇傾向。これまで売上が落ち込んでいた定番のタルトやちんすこうが売れるようになってきたのがその最たる例ではないでしょうか。
昨年11月はGoToトラベルの効果もあり40万人近くの方が訪れ、地域クーポンもあり売上も好調だった月。
連休があることや10月の人出を考えるとコロナ禍以降最多更新も見えてきた沖縄観光です。