海に行かないうちなーんちゅ

本当に県民は海に行かないのか?

遊泳中に水着を着ていれば

高確率で観光客。

はいさい!

おきなわと言えば、青い海に青い空。旅行のスケジュールには必ずと言って良いほど、おきなわと言えば海のイメージが強く印象に残ります。それも国内のみならず海外観光客にも人気なのがおきなわの海なのです。

さて、そんなおきなわの海ですがこんな話を聞いたことはありませんか?

『おきなわ県民は海に行かない』

まるで都市伝説のように広がるこのワードですが、本当なのでしょうか?

おきなわ県民の海事情を少しのぞいてみることにしましょう。

海水浴→観光客  BBQ→地元民

実際におきなわの地元民が全く海に行かないかと言うとそうでもないのです。ただ、一般的な海水浴とは事情が異なっていて、BBQやビーチパーティーといった海で遊ぶのが地元民の海との付き合い方。逆に水着を着て海水浴を楽しんでいる方の多くが観光客。

何故県民が泳がないのかというと、個人的に感じているのは『わざわざ海に泳ぎに行こうと思わない』から。そもそもあまり興味が無いような印象を受けます。

勿論、おきなわの人だって海に泳ぎに行く人もいるし、水着を着て遊ぶ人もいますよ? でも県外から来る人のそれに比べて圧倒的に少ないと感じます。

水着→観光客  Tシャツ→地元民

海で泳いでいる人を見るだけでも、なんとなく県民か観光客か見分けがつくもの。

というのも、県民が海水浴を楽しむにしてもほとんどは水着は着ません。とにかく陽射しが強いので子どもでも日焼け止めの対策をしたうえで、洋服を着たまま海に入ることがほとんどなのです。

たまに水着で長時間海に入ったことで重度の日焼けをしてしまい、火傷の症状で病院に運び込まれる方もいますので笑い事では済みません。

それを小さいころから肌で感じてき沖縄の人は、素肌を出して海水浴を楽しむ人が少ないのです。

おきなわの海がきれいと言われる訳。

おきなわの海がきれいと言われるのは、白い砂浜と透き通った青い海に理由があると思います。

おきなわ近海は黒潮の通り道。黒潮は栄養素の少ない海流として知られていますが、栄養素が少ない分不純物も少なく、プランクトンやその捕食者も少ないことから透明度の高い海水なのです。

そして島の周辺はサンゴ礁で囲まれていることから、死んでしまったサンゴは白化して海岸に運ばれます。これが白い砂浜を形成。更に遠浅のビーチが多いことから広い海域できれいな青の海が広がります。

以上の条件がそろうことでおきなわの青い海、白い砂浜、透明な海水といったおきなわらしい南国の海が完成するのです。

県民が行くビーチ!

古宇利島

かつては隠れスポットとして存在を知る県民が遊びに遠出する場所だったのですが、様々な媒体で紹介されて今ではカフェやホテルまで整備されました。

海もきれいでおすすめなのですが、一番のポイントは全長2kmに及ぶ古宇利大橋。晴れた日にこの橋を渡るとホントに絶景!!

那覇から車で2時間近くかかるため、ちょっと遠い場所ではありますが一見の価値ありです!

波之上ビーチ

波之上ビーチ2
波之上ビーチ2

那覇市にある唯一のビーチで、駐車場やシャワーも完備していて設備はしっかり。国際通りからも徒歩圏内で空港からも直通で行くことが出来るのです。

開発が進みビーチの上を車が走っているのはご愛嬌ですが、しっかりと整備されたビーチと利便性の良さはあまり時間のない方でも沖縄の海を満喫することが出来るスポットです。

トロピカルビーチ

宜野湾市にあるコンベンションセンターに隣接するビーチで、こちらも海水浴に必要な設備を完備。

さらにバーベキューや遊具の貸し出しなど、手ぶらで駆けつけても楽しむことが出来る充実したサービスが嬉しい。

敢えて欠点をあげると駐車スペースが少ないところ・・・

美々ビーチ

こちらは南部に位置するビーチ。

比較的新しい場所で、広さと設備のキレイさが特徴。

ここもバーベキューや設備の貸し出しがうれしいところ。近くにはホテルもあって、宿泊部屋からは絶景が見えること間違いなしです!