【沖縄散歩#4】梅雨入り前の沖縄@那覇市開南(2024年5月)
再開発が進む2024年の開南
国際通りから歩いて10分、那覇市のほぼ中央に位置する開南地区。
戦後、闇市の発展とともに栄えてきた地域で、現在は再開発が進められています。
今回は梅雨入り直前の那覇市開南地区を歩いてみます。
戦後の開南地区
戦後は多くの人が集まった
先にもお話した通り、開南地区は那覇のほぼ中央に位置していて、戦後は闇市から栄えてきた場所。
市場などが開かれ、次第に映画館やデパートなどが並ぶ国際通り周辺へと発展を続けます。
最近は近郊に大型スーパーが出来たり、国際通りをはじめ周辺商店街が観光地化したこともあり、かつての雰囲気とは変わってきました。
国際通りに比べるとまだまだ地元の人が多く、センベロや明るい時間からお酒を楽しむことを出来るお店が増えています。
農連市場・のうれんプラザ
開南と言えば農連市場
1949年頃に形成され始めた開南の農連市場は、1953年に「農連中央市場」として開場。
その後、廃止の危機を乗り越えて2017年に農連野菜売場が完成。
早朝3時から採れたての野菜を購入することが出来るようになり、地元の飲食店の方や近所の住民が野菜・青果の購入に訪れています。
バス専用の信号機
ナナサンマル
沖縄は戦後、アメリカの統治下にありました。
その間、交通ルールは右側通行。
沖縄が日本に変わり、1978年に国際条約の「1国1交通方法」制度に基づき、1晩で信号機・道路標識・ガードレールなど全てを左側通行用に変えるという、巨大プロジェクトが行われました。
バス専用信号機
当然、交通方法が変わると対応出来ない部分も出てきます。
そのひとつが開南交差点のバス停でした。
右側通行時代は問題なかったバス停も、左側通行に変わることで右折が難しくなり、バス専用の信号機を設けることでその問題を解決しました。
与儀十字路交差点
再開発の仕上げ、与儀十字路
那覇警察署向けに足を進めると、現在再開発の進む開南大通りに出ます。
さらに進むと国道330号線・バイパスに交差する、与儀十字路と那覇警察署が現れます。
この与儀十字路に架かる歩道橋。
1969年に設置されたという歩道橋は老朽化が進み、至る所で穴が開き直下が見える状況。
かなり揺れを感じ、渡るにはちょっと怖い印象を受けます。
那覇市によると周辺道路の整備に合わせて、2024年度中の解体と横断歩道の設置を進めるようです。
仏壇通り(県道222号)
道路拡張工事が続く
この開南大通り、地元の人の間では「仏壇通り」と呼ばれています。
今でこそ少なくなりましたが、かつては仏壇仏具・漆器店が並び、多くの人が足を運んだ場所。
時代の流れとともに少なくなりましたが、道路拡張後も写真左に映る照屋漆器店は営業を続けています。
照喜名製麺所
沖縄そばらしい細かい縮れ麺が特徴で、コアなファンが多い照喜名製麺所。
最近は、なかなか手に入らないという声も聞こえ、人気の高さをうかがい知れます。
こちらも仏壇通りにある古くからの建物ですね。
鯉のぼり!
梅雨入り前の鯉のぼり
最後に、5月の梅雨前ということもあり、のうれんプラザ周辺の川では鯉のぼりがあがっていました。
沖縄の梅雨入りの平年値は5月10日で、連休の那覇ハーリーが終わった頃が一つの目安。
今年は雨が少なくダム貯水率の低下が心配されていましたが、4月に多少の雨が降り、5月21日に梅雨入りしてからはまとまった雨もありました。
沖縄の梅雨というと雨の無い日も多いのですが、今年は比較的雨の日も多い印象です。
今日の沖縄散歩はこの辺で。
戦後の移り変わりを感じることが出来る開南地区を歩きました。
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以上、梅雨前のおきなわ開南を歩きました。
※当サイト調べによる情報です。