第二の大通り ‐ 市場本通り・市場中央通り

市場本通り・市場中央通り

公設市場への入口

那覇の商店街といえば国際通りが有名で、全国的にもかなりの知名度を誇ります。

しかし国際通り含め周辺には数十の商店街が存在していると言われていて、この市場本通りは国際通りに次ぐ大きな通りといっても過言ではありません。

土産品店をはじめ、果物や衣類を販売するお店の多いこの通り、今回は第一牧志公設市場へもつながるこの商店街の様子を見ていきましょう。

お菓子通り

市場本通り・地図

市場本通りの入口は国際通りの一番人通りの多い場所にあり、正面はスクランブル交差点、更に大きく通りの看板が出ているため探すのはさほど難しくないと思います。

これが入口。大きな看板と、大きな広告が目立ちます。

1959(昭和34)年に正式に市場本通りと名前が付けられ、当時からお菓子を扱うお店が多く「お菓子通り」と呼ばれたりもしてしました

市場本通り

この写真からもわかるように、割と早い段階から土産品店も立ち並んでました。

他にも、果物や生の食品を販売するお店も多いのが特徴。

この通りは牧志公設市場へ通じる商店街。また夜は飲食店へと繋がっていることから、昼夜問わず多くの人で賑わっています。

第一牧志公設市場

市場中央通り

更に進むと『市場中央通り』と名前を変え、同じようにアーケードが続きます。

※写真は正月に撮影したもので、コロナ禍もあり閉まっている店舗が多いようです。

琉球銀行 牧志市場出張所

国際通りに近い市場本通りに比べ地元の人向けの店が比較的多く、衣類や日用品を扱うお店、銀行の支店(現在は移転)があります。

旧・牧志公設市場

かの有名な第一牧志公設市場があるのもこの市場中央通りで、県内外の人で常に賑わいを見せる人気スポットです。

牧志公設市場場内

太平通りの紹介をしたときに野菜や日用品の話をしましたが、ここは鮮魚やお肉が豊富にそろえられている市場。

1階で購入した鮮魚を2階の食堂で調理してもらうというサービスも人気でしたね!

建て替え中。

現在、市場は老朽化の為建て替え工事中。2022年4月の営業開始を目指して工事が進んでいます。

公設市場建て替え工事

因みに、第一牧志公設市場という名前は前回の建替工事の際に建てられた、第二牧志公設市場の名残で、今の仮設市場の場所に存在していました。

牧志公設市場衣料部

そして、牧志公設市場は衣料部・雑貨部もあり、一般的に「公設市場」と呼ばれるときはここ、食品を中心としたこの場所の事を指すことが多いです

というか、衣料部・雑貨部の市場の存在を知る人はほとんどいないのが現実。。。

こちらが仮設の市場。コロナ禍も重なり人出でにぎわう様子はあまりないのですが、新しい施設が出来るのが楽しみです!

第2の大きな商店街

以上市場本通りと市場中央通りについてご紹介しました。

国際通りの次に大きな商店街とも言えるこの通り。国際通りやディープな商店街とは違い、足の運びやすい敷居の低さが人が集まる所以でしょうか。

2022年には新しい市場も開業する予定で、更に活気のある商店街が戻ってくる予感。それに伴い、アーケードの見直し計画も発案されたりと良い意味で変わっていきそう。

今後に期待大です!