太平通り商店街
ディープさでは界隈一
地元の空間。太平通り商店街。
沖縄の商店街というと、国際通りや平和通りといった大きな商店街のイメージが強く知名度も圧倒的です。沖縄県民だけではなく、全国の人々に知られる名前ではないでしょうか。
商店街の象徴として牧志公設市場はあまりにも有名で、日々多くの方が買い物や食事に訪れています。
しかし公設市場から奥へもう100m ほど進むと、昭和の雰囲気を残す昔ながらの景色が広がり、早朝から野菜の相対売りをする「のうれんプラザ」も隣接。
青果店・雑貨店・家具店などが立ち並び、ここだけで生活が成り立ってしまうという便利な場所。
市場本通りを入ってずーっと進んだところに見えてくる短い商店街ですが、かなりコアでディープな商店街。今回はこの太平通りをご紹介します!
Where! 太平通り
太平通りは国際通りに面する「市場本通り」から入って、そのまま真っすぐ歩き続けるとたどり着くことが出来ます。
国際通りに面した商店街でスクランブル交差点の正面なので、入口は割とわかりやすい!
沖映通りの突き当り、ドン・キホーテ横の通りから入ります。
市場本通りは、国際通りの次に人の行き来が多く、土産品店や青果店、衣類店などが立ち並びます。
公設市場へ抜ける道でもあり、センベロ地帯へ続く道でもあり、昼夜多くの人で賑わう商店街。
そして牧志公設市場を右手に更に奥へ。
この辺りは土産品店も並びますが、千ベロや雑貨店なども見られるようになります。
さらに進んでいくと浮島通りを横切る形で『新天地市場本通り』に入ります。
衣類や野菜、古本を販売する地元感と昭和の香りが漂う雰囲気が出てきます。
地元客でにぎわうディープな場所
新天地市場本通りを抜けると、いよいよ『太平通り』の看板とともに商店街が見えてきます。
到着です!
牧志といえば観光客向けの土産品店、飲食店、雑貨店が多くありますが、ここは地元の人がほとんどというディープな商店街。
沖縄の必需品ウチカビが売っていたり、激安の弁当が売っていたり。
八百屋さんがあったり。地元の人が食べるような黒糖菓子が売っていたり。
かつては金物屋や家具屋があって、今以上に何でも揃う物凄い場所でした!
因みに、通りの名前は以前架かっていた「太平橋」という橋の名前に由来しているとか。
太平通りを抜けると『のうれんプラザ』に到着。
のうれんプラザ内の野菜売場では、早朝から青果の売買が行われています。
カフェなどの飲食店もあるため、昼飲みが出来る贅沢な空間でもあります。
チャンプルーの象徴
昔ながらの食堂もいまだ健在。毎日多くの人でにぎわっています。
そしてここ数年は新しいお店も増えていて、タイムスリップしたかのようなモダンな雰囲気のカフェやbarも出店が相次いでいます。
古い建物も多いので少しずつ建物の様子も変わっていきますが、お洒落な感じに変わっていくのはワクワクする気持ちとちょっぴり寂しい気持ちと複雑な感じ。
以上太平通りでした。
地元の人が頻繁に利用する場所で通りも広くないので、少し人が増えるだけでかなり混雑するこの通り。
気軽に遊びに来てください!とも言いづらい場所ですが、この辺りでは昔ながらの沖縄の商店街の雰囲気を残す数少ない商店街です。