RYUKYU GLASS WORLS 海風
読谷村残波岬近くの海沿い、Gala青い海に入るガラス工房。鮮やかで華やかな琉球ガラスを多く製造している他、新しい取り組みを行ったりと革新的な一面ものぞかせます。
2020年には創業20周年を迎えたRYUKYU GLASS WORKS 海風。潮風を受けながら工房見学、グラス作りの体験を行うことが出来ます。
今回はこちらの琉球ガラスたちをご紹介!
残波の夕日
工房を代表する残波の夕日シリーズ。一目で見るものを惹きつける鮮やかな色合いは、残波岬から見える夕日の美しさを知り尽くす地元の工房だからこそ表現出来る色合い。
グラスの赤い部分は広がる夕日、底の緑~青は海の色を表現しています。
ここにビールを注ぐとグラスが海面の色に変わり、更に白い泡は夕日を受けて赤っぽく染まる雲のように広がります。
ここまで計算されて作られていると知ると、他のグラスも『これはどういう意図があるのだろう??』と考えるのが面白くなってきます。
ジョッキの他、残波の夕日ロックグラスや残波の夕日ビアグラスなどの種類も作っています!
青の洞窟
名前の通り、恩納村真栄田岬の青の洞窟をイメージして作られた琉球ガラス。
青を何重にも重ねることで作り出された深い青は、まるで本物の青の洞窟そのもの。中から光にかざしてみると微かに溢れる光が洞窟のような情景を思い浮かべさせます。
そして、他のグラスに比べてそれぞれの個体差が大きいのも特徴かと思います。
重さ、厚み、大きさ、高さ。同じ物がない一つひとつが個性のあるグラスなので、手に取ってじっくり選ぶのもまた楽しみです。
ポロロカ
第2次世界大戦後、ニューヨークを中心に活動し抽象表現主義ムーブメントを先導した、ジャクソン・ポロック。アクションペインティングと呼ばれる動きのある技法を確立し、世界で名声を高めた芸術家です。
そんなジャクソン・ポロックにインスピレーションを受けて完成したのがこのポロロカ。
ジャクソン・ポロックは、大きなキャンパスの上を動き回りながら作品を作ったと言われています。
ポロロカも大きなキャンバスに芸術作品を描いたかのような、大胆な筆遣いのような力強さが見る者を魅了します。
ガジュマル
沖縄を代表する大木ガジュマル。入り組んだ幹に長く伸びるヒゲが特徴的な木で、『キジムナー』と呼ばれる精霊が宿る木とも言われます。
ガジュマルは県内各地に植えられていて、わざわざ探しに行かなくても見ることが出来る日常的な植物。
このグラスもRYUKYU GLASS WORKS 海風らしい沖縄の自然の一部を切り取った琉球ガラス。
グラスの名前を知らなくても一目で雰囲気が伝わる、面白い商品です。
オキナワオーシャングラス
工房20周年を記念して完成したオキナワオーシャングラス。
透明感あふれる沖縄の海と、遠くまで広がるラグーンのコントラストが綺麗に表現されています。
海を連想させるグラスは特にお土産としての人気も高く、観光客にも人気の高い商品です。
ロックグラスの他、モールグラス、ビアグラスと様々なデザインがあるので、用途や好み見合わせて選ぶのも楽しみのひとつ。
桜吹雪グラス
沖縄の自然と言うと青い海と青い空のイメージが強いのですが、カンヒザクラの濃いピンクの花もあります。
薄いピンクのグラスに花びらのように広がる泡と、色粒を散りばめることで桜のイメージをより印象強くしています。
ビールや炭酸系の飲み物との相性も良さそうですね!
海想
最後に紹介するのは沖縄の海を想って作られた海想。
海の中から見上げた海面のイメージを落とし込んだグラスです。波で揺らめく水面の様子が伝わってきます。
海の中を泳ぐお魚さんたちは毎日こんな景色を見ているのでしょうか??
爽やかなグラスなので夏にはもってこいの商品ですね。
info RYUKYU GLASS WORKS 海風
営業時間 | 9:00 ~ 18:00(体験は17:00まで) | |||
定休日 | 年中無休 | |||
所在地 | 沖縄県読谷村高志保915(那覇空港より車で約70分) |