壺屋焼発祥の地「壺屋やちむん通り」

琉球の歴史とつながる壺屋焼
沖縄の伝統工芸「やちむん」。
やちむんとは沖縄の言葉で焼き物のことで、厚みやずっしりとした重みがある力強い絵付けが特徴です。
その起源は6000年以上前に作られた土器と言われ、技術が確立し始めて現在の形になったのが1600年頃。当初は県内各地で作られてたやちむんですが、琉球侵攻に伴う産業の衰退を危惧した王府が窯を壺屋に集積。これが壺屋焼の原点です。
戦後那覇市が住宅地として発展する中、窯で使用する薪の煙が公害として問題になり薪窯の使用が禁止されました。現在はほとんどがガス窯、電気窯で作陶を続けています。尚、登り窯や薪窯を続けることを選んだ多くの陶芸家は読谷村のやちむんの里へと移っていきました。
赤瓦の建物が続き地域猫が歩く、のどかな雰囲気のなかシーサー、器、マグカップなどの製造・販売が行われています。
壺屋やちむん通りはこんなところ
県内各地のやちむんを手に取ることが出来る

やちむん通りの入口にある「壺屋陶芸センター」では、県内各地の窯元の作品を集め展示・販売しています。
種類も豊富に展示しているので、お気に入りの作風を確認するにもオススメの場所です。
壺屋焼の歴史や技法を学ぶことが出来る

壺屋陶芸センターの隣にある「壺屋焼物博物館」では、壺屋焼の歴史や技法について見学することが出来ます。
ビデオの上映で様々な作家さんの想いが感じられ、やちむんに詳しくなくても引き込まれる世界観があります。
窯元・直売所が並んでいる

各窯元の工房・販売所も並んでいて、直売所で購入することも可能。体験を行っている窯元もあるので、興味のある方は挑戦してみてください!
お洒落なカフェもある

各窯元で作られたやちむんを使ったお食事処、カフェも多く、いつもとは違う雰囲気のお食事を楽しむことが出来ます。
営業時間は10:00~18:00 というお店が多く、比較的早く閉店する傾向があります。
落ち着いた雰囲気が心地良い

通り全体にゆったりした時間が流れていて、心が落ち着く空間。
地域猫もいて沖縄の日常も感じられる、壺屋やちむん通りです。
やちむん通りへのルート
国際通りから徒歩5分
国際通りからは、徒歩5分ほどで着きます。
最寄り駅はモノレール牧志駅。
バスだと国際通り側は「牧志」または「てんぶす前」.
国道330号線バイパス側は「壺屋」バス停です。
国際通りからのルート

国際通りからのルートでは、「てんぶす那覇」と「ホテルパームロイヤル」の間道から入るのが一番わかりやすい。

道なりに進んでいくと右手に公園、更にお洒落な飲食店が並ぶ場所に出ます。
もう少し足を進めると、ハイアットリージェンシー那覇。

この交差点までたどり着くと、左側に「壺屋陶芸センター」が現れます。
ここから壺屋やちむん通りです。なお、やちむん通りは一方通行になっているので、車でお越しの方はご注意ください。

ちなみに、右側にはかりゆしウエアで有名な日進商会。
そして平和通りの入口へと繋がっています。
最後にこの横断歩道、全然車が止まりません。お気を付けください。
近隣駐車場
近隣有料駐車場
付近には専用駐車場がないので、近隣のコインパーキング等をご利用ください。
目安として平日1時間300円、12時間最大900円。土日祝1時間300円、12時間最大1,300円
【壷屋パーク】
やちむん通り隣接。
【アップルパークひめゆり通り第1】
国道330号線、バイパス沿い。
【共立パーキング壺屋】
やちむん通り徒歩圏内。
【のうれんプラザ】
のうれんプラザ併設。お客さま駐車場。
お買物はAmazon
航空券はローチケ
ホテルはHotels.com
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以上、壺屋やちむん通りを歩いてみました。
※当サイト調べによる情報です。駐車料金等、最新の情報をご確認ください。