国際通りの珍客 其之壱
国際通りで働ていると色々な人と接する機会があります。良い人ばかりで本当に助けられることばかりなのですが、なかにはちょっと変わった方もいて「えっ!?」となることもしばしば。
今回はそんな出来事の一部を紹介します。
ⅰ.沖縄です
国際通りでは外国人観光客も多く訪れるため、「沖縄のモノ」だけではなく「日本のモノ」を取り扱う土産品店も少なくありません。
他県の海産物や干物、お菓子やお酒を見かけることもあり、よく日本人観光客からは「沖縄なのに何で??」と聞かれることも良くあります。
逆に県外で品薄になっている商品を狙って、沖縄で買っていくという観光客もいるのです。戦後の沖縄の国際通りみたいですね。
そんななか、ついに外国人観光客から一言。
「白い恋人ありますか?」
さすがに沖縄では置いてません。。。北海道のお土産なので。。。
ただ、ここ数年外国人観光客に人気があるという事で取り扱う店舗も出てきているようですが、当時は外国人観光客にとって沖縄である以前に日本として来日してるんだなと実感した出来事でした。
ⅱ.先入観
戦後目覚ましい復興を遂げ、今では中核市として沖縄の県都となった那覇市。空港からバスやモノレールで市街地へ移動する道中、小禄の住宅地や県庁周辺のビル群に驚く観光客もいるようです。
那覇市周辺の豊見城市や浦添市も、大きな道路沿いにたくさんの建物が連なり、見た目はもはや都会。
そこで現れたお客さまの一言。
「沖縄ってサトウキビ畑しかないと思ってた!」
純粋な目で言われたから何も言い返せず(笑)。
自覚はありませんが沖縄は都会だよ!と多くの観光客に言われてきたので、テレビで放送される大自然のイメージと実際はかけ離れているんだろうなと思ってはいましたが、さすがにそこまでの先入観を持たれていたとは。。。
驚きの1日でした。