沖縄県入域観光客数 2021年1月

沖縄県入域観光客数 2021年1月

概要

2021年1月の沖縄県入域観光客数は144,000人。対前年比で-80%(-583,800人).新型コロナウイルスの影響のなかった2019年1月と比較すると-81%(-609,500人) となります。

また、月別にみると対前月比-56%(-182,200人)となりました。

緊急事態宣言の発出とGoToトラベル停止

2020年12月に緊急事態宣言が発令されGoToトラベルキャンペーンが事業中断という事態になりました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い旅行者が減り、沖縄への旅行者も極端に減少。

沖縄県でも2021年1月20日(水)に県独自の緊急事態宣言が発出され期間の延長を経て、去る2021年2月28日(日)に宣言の解除がなされたところです。

観光の面を見ると年末、12月下旬から旅行者は極端に減少に転じ、年明け3が日を過ぎた頃にはほとんどいない状態に。各地で感染が急拡大し、東京都では1日に2,500人を超える陽性者が確認される日もありました。

沖縄県でも実質的に1日当たり最多の陽性者人数が確認されるなど、インパクトのある数字が並んだことから一気に自粛ムードが強まったことが要因と考えられます。

2月の見通し

沖縄県の入域観光客数は、ほぼ1か月遅れでデータの発表があるので2月のデータはまだ確認できませんが、体感としては2月初めの頃は同じような空気感でした。

しかし2週目、3週目と本当に僅かずつではありますが、仕事での往来が増え始め、2月下旬には人が出歩く様子も見られるようになったことから、1月に比べ微増と予測されます。

1回めの緊急事態宣言が解除されたときに比べ、人の戻りは早いと感じているので、3月には春休みという事も作用して旅行者が更に増加することも考えられます。