沖縄県入域観光客数 2022年7月

8か月連続前年越え!
概要(2022年7月)

入域観光客数の比較(実数)
総入域観光客数 | (国内観光客) | (海外観光客) | |
2018年7月 | 885,800 名 | 595,000 名 | 290,800 名 |
2021年7月(昨年) | 250,400 名 | 250,400 名 | 0 |
2022年6月(前月) | 448,500 名 | 448,500 名 | 0 |
2022年7月(当月) | 607,800 名 | 607,800 名 | 0 |
入域観光客数の比較(当月比)
総入域観光客数 | (国内観光客) | (海外観光客) | |
2018年7月から | -278,000 名 (-31.4 %) | -86,100 名 (-16.1 %) | -275,100 名 (-100.0 %) |
2021年7月(昨年)から | +357,400 名 (+142.7 %) | +357,400 名 (+142.7 %) | ― |
2022年6月(前月)から | +159,300 名 (+35.5 %) | +159,300 名 (+35.5 %) | ― |
2022年7月(当月) | 607,800 名 | 607,800 名 | 0 |
国内は2019年7月と同水準!

入域観光客数について
新型コロナウイルス感染症の拡大が過去最悪の状況を迎える中、沖縄県入域観光客数はコロナ禍で最高の数字を更新。
梅雨明けからの好調をキープし2019年7月の国内観光客の人数を超えました。小中学生を含む家族連れ、年配の旅行者など、比較的旅行を控えていた層が動き出したことも大きな要因と考えられます。
2019年7月は台風の影響で旅行者が減ったという背景もあるものの、それでもコロナ禍前の水準に達したというのは大きなニュースではないでしょうか。
感染拡大は抑えられず
7月に入り新規陽性者人数は急増。1日の陽性者としては最多となる5,794人を記録するなど、マンパワーの限界と言われる病床使用率70%を常に超えた状態を推移。
一方行政は状況を放置し、医療界へ負担を押し付ける形で経済活動を優先しました。
結果として観光業界は過去3年にはない盛況を迎えることが出来たわけですが、感染拡大の影響で商品の製造が出来ない企業・休業を余儀なくされる店舗も多く出たことも事実です。
内訳について

出発地 | 2022年6月 | 2022年7月 | 増減 |
東京 | 222,500 名 | 317,200 名 | +94,700 |
関西 | 49,100 名 | 63,400 名 | +14,300 |
神戸 | 19,300 名 | 26,400 名 | +7,100 |
名古屋 | 41,600 名 | 57,200 名 | +15,600 |
福岡 | 55,800 名 | 64,300 名 | +8,500 |
札幌 | 3,800 名 | 3,700 名 | -100 |
沖縄への出発人数が多い、関東・関西圏は軒並み40%の増加。東京からの入域は全体の半分を占めており、非常に大きな影響を与えていることが伺えます。
その他、東北・中国・四国・九州と各地から旅行者が増えていて、全体的に旅行業界に活気が戻りつつあることがわかります。
2022年8月の見通し

沖縄観光の最大の山場は夏。
梅雨が明けて夏休みに入る7月下旬から8月にかけてがピークで、2019年は7月に963,600人、8月に1,021,200人の入域観光客数を記録しています。
新型コロナウイルス感染症の拡大が気になる所ですが、現状行動制限も行わない状態であり順調に観光目的の来県は増えるものと見られます。
国際線復活!
2022年8月からは国際線再開の情報もあり、海外からの入域も期待されるところ。
水際対策は気になる所ではありますが、基本的な対策を怠らずに推移を見守っていきましょう。
Go To トラベル の代替支援策『全国旅行支援』
2022年7月上旬から政府の観光業支援策『全国旅行支援』が始まるとアナウンスがありましたが、感染拡大に伴い延期。
また、地域版でもあるおきなわ彩発見についても隣県割が中止され、沖縄県内在住者のみの利用となっています。