沖縄県入域観光客数 2022年4月
5か月連続前年越え!
概要(2022年4月)
入域観光客数の比較(実数)
総入域観光客数 | (国内観光客) | (海外観光客) | |
2018年4月 | 833,200 名 | 556,400 名 | 276,800 名 |
2021年4月(昨年) | 262,600 名 | 262,600 名 | 0 |
2022年3月(前月) | 415,700 名 | 415,700 名 | 0 |
2022年4月(当月) | 409,000 名 | 409,000 名 | 0 |
入域観光客数の比較(当月比)
総入域観光客数 | (国内観光客) | (海外観光客) | |
2018年4月から | -424,200 名 (-50.9 %) | -147,400 名 (-26.5 %) | -276,800 名 (-100.0 %) |
2021年4月(昨年)から | +146,400 名 (+55.8 %) | +146,400 名 (+55.8 %) | ― |
2022年3月(前月)から | -6,700 名 (-1.6 %) | -6,700 名 (-1.6 %) | ― |
2022年4月(当月) | 409,000 名 | 409,000 名 | 0 |
観光は緩やかに回復基調。
入域観光客数について
蔓延防止等重点措置が解除されてから徐々に入域観光客は増加。
3月下旬は春休みの時期と言うこともあり、学生さんの団体やご家族で歩く姿も多くみられました。
一方、4月になると新年度と言うこともあり例年通り観光で訪れる方は減少。例年通りとは言えコロナ禍では厳しいですね。
大型連休に向けて
4月29日からの2週間で30万人を超える航空便の予約が入っているという報道が出て、国際通りもこの間は多くの観光客で溢れ、夜遅くまで賑やかな観光地らしい様子が見られました。
今年の連休は並びが良く、まとまった休みを取った方も多いと聞きます。
連休の並びの良い年はリゾート地や離島へと足を伸ばす方が多く、今回も沖縄本島中北部や宮古島、石垣島でのホテルの予約が伸びている一方、那覇市周辺はこの時期としては厳しい数字となっていたようです。
しかし県全体で見ると入域観光客人数は40万人を超え、5か月連続で前年を大幅に上回る結果となりました。完全に戻るにはまだ時間はかかりそうですが、アフターコロナに向けて少しずつ方向性が見えてきたでしょうか。
内訳について
出発地 | 2022年3月 | 2022年4月 | 増減 |
東京 | 204,000 名 | 205,900 名 | +1,900 |
関西 | 47,000 名 | 42,800 名 | -4,200 |
神戸 | 15,200 名 | 15,700 名 | +500 |
名古屋 | 41,500 名 | 38,400 名 | -3,100 |
福岡 | 54,200 名 | 51,600 名 | -2,600 |
札幌 | 3,800 名 | 3,500 名 | -300 |
出発地別に見ると各地、概ね前月と同じような数字となっています。東京をはじめ、各地わずかな増減となっている一方で関西圏からの入域が若干減っているのがわかります。
2022年5月の見通し
4月上旬の落ち込みから1割程度の減少を想定していましたが、実際にはほぼ前月と同程度の入域観光客数。
5月は連休に多くの入域があったことから過去最高の数値も視野に入ってくると思います。
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)では、2022年度の入域観光客数を600万人誘致すると掲げており、国内観光客だけで見るとコロナ禍前の85%の数値。
過去にも過大に見積もってきた事実があるので、現実にはかなり厳しい数字だと感じていますが、6月から那覇空港の国際線が稼働を始めるという情報も入ってきています。
台湾を中心に周辺国からの入域が始まると想定され、万が一外国人観光客が体調不良を来した場合の対応についても、早急に考えなければいけない事案です。
依然として厳しい状況は続きますが、少しずつ元の世界に戻りつつあるのも事実でしょう。