沖縄県入域観光客数 2022年5月
6か月連続前年越え!
概要(2022年5月)
入域観光客数の比較(実数)
総入域観光客数 | (国内観光客) | (海外観光客) | |
2018年5月 | 830,900 名 | 514,600 名 | 316,300 名 |
2021年5月(昨年) | 195,200 名 | 195,200 名 | 0 |
2022年4月(前月) | 409,000 名 | 409,000 名 | 0 |
2022年5月(当月) | 396,800 名 | 396,800 名 | 0 |
入域観光客数の比較(当月比)
総入域観光客数 | (国内観光客) | (海外観光客) | |
2018年5月から | -434,100 名 (-52.2 %) | -117,800 名 (-22.9 %) | -316,300 名 (-100.0 %) |
2021年5月(昨年)から | +201,600 名 (+103.2 %) | +201,600 名 (+103.2 %) | ― |
2022年4月(前月)から | -12,200 名 (-3.0 %) | -12,200 名 (-3.0 %) | ― |
2022年5月(当月) | 396,800 名 | 396,800 名 | 0 |
観光は緩やかに回復基調。
入域観光客数について
春休みシーズンが終わって落ち着いていた沖縄観光も、5月の大型連休を前に賑やかさが戻ってきました。
特に4月の終わりから5月上旬までの連休期間中には、30万人を超える航空機の予約が入っていると報道が出るなど、まとまった連休の機会に沖縄旅行を選ぶ方が多くいらっしゃったようです。
各地で人混みが出来たり、コロナ禍前のように遅い時間まで飲み歩く人の姿も見られました。
一方で連休後は例年通り観光で訪れる方は減少。また、梅雨入りした後は連日の雨の影響もあり入域観光客数は低い水準で推移しました。
大型連休は沖縄のリゾート地で賑わう
4月29日からの2週間で30万人を超える航空便の予約が入っているという報道が出て、国際通りもこの間は多くの観光客で溢れ、夜遅くまで賑やかな観光地らしい様子が見られました。
今年の連休は並びが良く、まとまった休みを取った方も多いと聞きます。
連休の並びの良い年はリゾート地や離島へと足を伸ばす方が多く、今回も沖縄本島中北部や宮古島、石垣島でのホテルの予約が伸びている一方、那覇市周辺はこの時期としては厳しい数字となっていたようです。
4月、5月と前月から若干の減少ではあるものの、蔓延防止等重点措置が出ていた昨年5月と比べると2倍以上の方が沖縄を訪れ、各地で盛り上がりを見せたことが伺えます。
2018年と比べると全体の数字は-52.2% という大幅なマイナスですが、国内旅行者に限ると-22.9%とコロナ禍前の8割程度まで回復していることがわかります。
依然厳しい状況は続きますが確実に減少幅は縮小していて、今後も深刻な感染拡大が起きない限りこの傾向は続くとみられます。
内訳について
出発地 | 2022年4月 | 2022年5月 | 増減 |
東京 | 205,900 名 | 199,100 名 | -6,800 |
関西 | 42,800 名 | 42,300 名 | -500 |
神戸 | 15,700 名 | 14,300 名 | -1,400 |
名古屋 | 38,400 名 | 35,700 名 | -2,700 |
福岡 | 51,600 名 | 50,000 名 | -1,600 |
札幌 | 3,500 名 | 3,200 名 | -300 |
出発地別に見ると各地、概ね前月と同じような数字となっています。各地とも微減となっていて、連休中の大幅な増加を梅雨以降の減少で打ち消している数字となっているように見えます。
2022年6月の見通し
去年、一昨年と違いほぼいつも通りのゴールデンウィークを迎えた2022年の5月。海外旅行の解禁を前に沖縄を選ぶ方が多くいました。
今年はコロナ禍始まって以来、初めてと言って良いほど順調に回復基調の傾向を見せ、5月は国内に限ると8割の水準にまで回復。
その後は連休の反動や梅雨の長雨の影響もあり月としては伸び悩みも見せましたが、過去2年と比べると明らかに人通りが増えてきています。
6月も梅雨の影響が長引いており、未確定要素は多くありますが、夏場のレンタカーの予約が取れないという話が聞かれるなど多くの予約が入り始めているようです。
Go To トラベル の代替支援策『全国旅行支援』
2022年7月上旬から政府の観光業支援策『全国旅行支援』が始まるとアナウンスがありました。
Go To トラベルの代替策とも言われ、現在各地で行われている地域観光支援事業の全国拡大版という位置付けのようです。
詳細な内容についてはまだ公表されていませんが、近日中に新しい情報が出てくるものと思われます。
【全国旅行支援】今わかっていること。
全国旅行支援では、これまで各地域ブロックで行われていた支援が全国を対象に行うことが出来るものです。
具体的な支援内容については公表されていませんが、旅行代金一人当たり40%の割引(上限は交通費付きの場合:¥8,000、交通費無しの場合:¥5,000)と飲食店や土産品店等で利用出来るクーポン¥3,000(休日の場合¥1,000)が受け取ることが出来るというもの。
ワクチンの3回接種証明、またはPCR検査の陰性証明が必須で、お盆などの繁忙期を除いた8月末までの期間に実施される予定とのことです。